今回登場いただくのは、1999年に総合職に新卒入社した島津研二さん。
学生時代はスポーツ少年。サッカーに明け暮れていたそうです。
就活の際、もともと興味のあった接客業の仕事から、今後成長が期待できるドラッグストア業界へ飛び込まれたとのこと。
現在、13店舗を束ねるエリアマネージャー島津さんに、仕事内容やウエルシアについて様々なお話を聞いてみました。

大切にしているのは、その人に合わせたコミュニケーション。

渡辺)島津さんご無沙汰しております。今日はお時間いただきありがとうございます。まず初めに現在の仕事内容についてお聞かせください。

島津)現在は管轄する13店に対して、本部の指示や方針を具体的な施策として店舗に伝える仕事をしています。売上目標に対する商品展開や、地域住民の方に合わせた販売施策などを、店長をはじめ従業員の方に指導。また、店舗で働く上では様々なトラブルもありますでの、それらの諸問題にも対応しています。

渡辺)エリアマネージャーの仕事は多岐に渡りますよね。普段から意識していることはありますか。

島津)店長時代も長かったので、現場目線は徹底していますね。どうしたら現場に負担が少ないか、わかりやすく伝わるか、仕事がしやすくなるかなどを意識しています。指示や指導をしただけでは、受け手が理解したとは限りませんので、確実に「伝わる」「理解する」ことを念頭に置いて、その人にあわせたコミュニケーションを心掛けています。また、店舗を巡回した際は、店長や社員だけでなく、パート・アルバイトの方含めて積極的に話しかけるようにしています。
(近隣のエリアマネージャーと連絡をとって連携して業務にあたることもあります。)

商品が好き。それは店舗を離れてからもずっと変わらない。

渡辺)ちなみに入社後、どのような経緯で今のキャリアに就任されたのですか。

島津)店長からエリア店長※を経て、新制度がスタートしたタイミングで今のポジションに就任しました。もともと商品が好きで、新商品もよくチェックしていたんです。「どうすれば売れるか」を考えて商品を展開するのが楽しくて仕方なかったですね。なにより、「こんな商品欲しかった」とお客様に思っていただき、手に取ってもらえたら嬉しいですよ。また、ウエルシアでは店舗の裁量権も大きく、そんな自分の思いを売場に反映しやすかったので、日々売場のことを考えていました。当時から、自店舗の成功事例を近隣店舗で水平展開し、売上を生み出すことに力を入れていましたね。

渡辺)商品が好き!という思いが強く伝わってきました。私も同じエリアの店舗で働いていましたので、島津さんおすすめの商品を展開し、爆発的に売れたことを覚えています!

島津)現場を離れた今も、商品に対する思いは変わりません。1店舗の成功体験は、すぐさま管轄の13店舗で展開。時には、営業本部全体(300店舗)、さらには全店(2000店舗超)に展開されることもあります。お客様にとって有益でワクワクする商品を幅広いエリアで提供できるのは、醍醐味ですよね。

※自店舗と近隣エリアの複数店舗を管理するポジション。旧役職で現在は廃止。

尊敬する人に近づきたい。その思いが自分を動かした。

渡辺)ご自身のキャリアでのターニングポイントは何ですか。

島津)自ら立候補し、新店の店長を経験した時です。就任したのは、長い間新店舗が進出していなかったエリア。実際に経験すると、想像していた何倍も大変で…とても苦労しました。毎日業務に追われあっという間に過ぎ去っていきましたね。

渡辺)私も当時、その店舗に応援に行きましたが、開店当初からお客様に支持される売上の高いお店でした。

島津)忙しい中でも、仕事は楽しく充実していました。実は、仕事を辞めたいと思ったことは一度もないんですよ。それに、当時は大変でしたがその経験は自分の糧になっていると強く感じます。また、エリアマネージャー就任後、4店舗の新店を立ち上げましたが、当時の反省点を生かしつつ、店舗運営のアドバイスができるのも強みです。

渡辺)そもそもなぜ新店の店長に立候補しようと思ったのですか。

島津)心から尊敬できる上司に巡り合い、もっとその方と一緒に仕事がしたいと思うようになったからです。その当時、店長会議の後はエリア店長ミーティングがあったんです。自分は店長だからそのミーティングには参加できない。それがなんとも悔しくて。(笑) 自分もミーティングに参加したい!輪の中に入りたい!そんな思いから、まずは自分にできることはなんだってやっていこうと強く決めました。

休日は子どもと公園遊び。オンとオフのメリハリある働き方。

渡辺)エリアマネージャーはとても忙しいイメージがあるのですが、オンとオフのメリハリはありますか。

島津)休日は4歳になる息子とよく公園に行きます。妻も働いているため、週に1日は、終日私が子どもをみています。公園に行って帰宅後昼食を作り、そのまま一緒にお昼寝をして過ごしたりしますね。先日は、コロナで幼稚園が急遽休園になったため、妻と協力し有給を使って対応しました。
渡辺)私も二児の母ですが、なんだかいきなり親近感を抱いてしまいました!(笑)

島津)会社全体としても、有給消化の促進もしていますが、エリアマネージャーであっても休みはしっかりとれますよ。今の上司は特に、店舗従業員だけでなく管理者に対しても働きやすい環境を考慮してくれます。また、店舗の時と違って自分でスケジュールを管理することが多くなるので、エリアマネージャーだからといって休みが取れないということはありません。

渡辺)子どもとの公園遊びは、一瞬も目が離せないから大変ですよね。最後に今後の目標を教えていただけますか。

島津)エリア職として仕事をする中で、今後のキャリアについてはよく考えます。今のポジションに満足せず、上を目指していきたい思いは強くあります。また、思い上がることなく、日々勉強し、お客様にとっても従業員にとってもかけがえのない店舗を作っていきたいです。


人見知りなんですよ~、今も緊張しちゃって。と言いながらくっしゃとした笑顔で話してくださった島津さん。久しぶりにお会いする姿は、変わらず優しい表情でした。また、お子さんのお話をする姿は、優しい素敵なパパ。エリアマネージャーがとても身近に感じました。入社当時や、店長としてひたむきに努力していた頃の話を伺いながら、ウエルシアの風通しの良さを感じました。